SlackがAI技術を導入し、新しい機能を追加しました!この機能は、チャットでの会話から重要な情報を自動で抽出し、まとめてくれます。
毎日たくさんのメッセージがやりとりされるチャンネルでも、大切な情報を見逃さずに済むようになります。特に忙しいチームにとっては、作業の効率が大きく向上するはずです。
SlackにAIが導入!有料プランユーザーにのみ適用
Slack’s generative AI add-on offers access to features including enhanced search, channel recaps, and a ‘daily digest.’
Slack’s generative AI (genAI) features are now available to all customers on paid accounts, at a cost of $10 per user each month for those on Slack Pro and Business+ plans.
Slack AI now available to all paid users
2024年4月20日、Slackはすべての有料プランユーザーに対して、AI機能を一般提供開始しました。
このSlack AI機能には、強化された検索機能、チャンネルサマリー、日々のダイジェストなどが含まれており、Slackのセキュアなインフラ上の大規模言語モデルを利用しています。このAI学習には、顧客データがこのモデルのトレーニングには使われていないとか。
Slack AI導入でバージョンアップした5つのポイント
ProやBusiness+プランは月額10ドル(約1500円)の追加料金
Slackの生成AI (genAI) 機能は現在、有料アカウントを持つすべてのお客様が利用できるようになりました。Slack Proおよび Business+プランを利用している場合は、ユーザーあたり月額10ドルの費用がかかります。
AI検索で社内情報を検索
組織のナレッジベースに基づいて、質問に対するパーソナライズされた回答を提供します。Slack AIは、専門家を見つけたり、作業プロジェクトから馴染みのない用語の意味を理解するまでのあらゆる情報を見つけるのに役立ちます。
チャンネルの情報をまとめてくれる
Slackアプリをしばらく使っていなかったユーザー、または最近チャンネルに参加したユーザー向けに、重要な議論ポイントをハイライトします。
スレッドない情報の検索が簡単に
動きが速いディスカッションのサマリーを作成し、スレッドのサマリーを提供し、長い会話の概要を表示します。各サマリーには情報を確認できるソースへのリンクがあり、必要に応じてユーザーが情報をチェックできるようにします。
デイリーダイジェストで出来事をまとめてくれる
Slackは「デイリーダイジェスト」を追加しました。ユーザーがあまり訪れないチャンネルで、何が起こっているかをまとめて表示します。
Slack「今後もアプデは続く」
Slackは今後、アプリ、キャンバス、クリップ、アップロードされたファイルへのアクセス拡大を含め、AI機能をさらに拡張する予定です。
また、SalesforceのEinstein Copilotと統合し、CRMチャットボットへのアクセスを提供することで、Slack内での営業データの問い合わせを可能にします。
大きな組織ほど今回のアプデは役にたつ
Slack AIのロールアウトは、コラボレーションツールの進化において重要な進歩を示しています。これにより、ユーザーは情報の検索、会話の概要把握、アクションアイテムの追跡をより効率的に行えるようになります。
すべてのユーザーにとって必須のツールとは限りませんが、特に情報量が多く、多くのチャンネルを管理する必要があるユーザーにとっては貴重なリソースとなり得ます。
まとめ
Slackの新しいAI機能により、ユーザーは情報の整理や確認がより簡単になります。重要な議論や決定事項を自動で要約し、それをチームメンバーがすぐに確認できるようにすることで、コミュニケーションがスムーズに行われるようになります。
このAI導入によって、日々の業務がより効率的かつ効果的に進むことが期待されます。今後、Slackを使う多くの職場で、この新機能が活用されることでしょう。