健康状態のトラッキングに特化した指輪型スマートデバイスの、Ouraリング。
そんなOuraリングに「シンプトムレーダー」という機能が追加されました。一体どんな機能なのでしょうか。
世界で人気のOuraリング！微妙な体調の変化も計測する
Oura, the company behind the sleek wearable health ring all over wellness circles and the likes of Gwyneth Paltrow, debuted its new Oura Labs beta testing site for members last month. It’s an incubator for experimental health features like its recently announced, illness-spotting Symptom Radar.
Oura rings may get symptom-spotting upgrade
ウェアラブルデバイスの進化は、私たちの健康管理に革命をもたらしています。その最前線にいるのが、睡眠と活動の追跡で知られるOura社の「Ouraリング」です。
この小さな指輪は、睡眠の質を測定し、日々の健康をサポートするために設計されています。
そもそもOuraリングとは？
Ouraリングは、フィンランドのOura Health社が開発したスマートリングです。指輪型のウェアラブルデバイスで、睡眠と健康状態を24時間365日、高精度に測定することができます。
Ouraリングの価格は、モデルや素材によって異なりますが、日本円で約3〜約4万円です。
Oura Labsのシンプトムレーダーのすごい機能
最近、Oura社は「Oura Labs」という新しいプロジェクトを発表しました。これは、ユーザーの生体情報から健康の兆候を読み取る新しい試みです。
体温や心拍数、呼吸のパターンを分析
このプロジェクトの目玉は「シンプトムレーダー」と呼ばれる機能で、私たちの体温や心拍数、呼吸のパターンを分析して、健康の変化を早期に察知することができます。
Oura社は、このツールが病気の診断を目的としたものではなく、むしろ私たちの体が発するさまざまな信号を理解する手助けをするものだと説明しています。
疲労を検知し休息を促す
毎朝、シンプトムレーダーは私たちの生体データをチェックし、呼吸器系の問題の兆候がないかを探ります。何か異常が見つかった場合、リングは私たちに休息を取るよう促すことで、健康を守る手立てを提供します。
Ouraリングが医療の未来を支える可能性
このような技術は、風邪やインフルエンザといった一般的な病気の早期発見に役立つ可能性があります。
実際、ウェアラブルデバイスは以前、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、その早期発見に注目されました。多くの企業がこの分野での研究を進めてきましたが、Oura社のように、一般的な健康管理へと焦点を移す動きも見られます。これらのデバイスは、健康を守る新しい方法を提供し、未来の医療において重要な役割を果たすことでしょう。
Ouraの最新リング「Gen3」の機能
Oura社が開発した最新のGen3リングは、私たちの健康をより深く理解するためのツールとして、多くの進歩を遂げています。
このデバイスは、月経周期の予測や血中酸素レベルの測定など、さまざまな健康指標を追跡することができます。また、ストレスレベルを追跡する新機能も追加されましたが、これらの指標がどれだけ役立つかはまだはっきりしていません。
これらの新しい機能は現在テスト中であり、Ouraラボによってさらに改善される予定です。
Oura以外にも健康系ウェアラブルデバイスが注目されている
健康を管理するためのウェアラブルデバイスは、今や多くの人々の生活に欠かせないものとなっています。
サムスンのような企業も、睡眠追跡機能を備えた小型のヘルスケアデバイスを市場に投入しており、GoogleもFitbitと協力して、健康データを分析し、個々のユーザーに合わせたアドバイスを提供するAIヘルスモデルの開発に取り組んでいます。
一方で、米国食品医薬品局（FDA）は、信頼性の低いデータを提供する可能性のあるウェルネストラッカーに対して、注意深く監視を続けています。
2024年3月より一部の人にだけOura新機能の提供始まる
Ouraラボの使い方については、iOSを使用しているGen3のアクティブメンバーが利用できます。最初のグループは3月にラボのテストに参加するために招待され、テスト機能はアプリの左上隅にあるドロップダウンメニューからアクセスできます。
新しい機能は定期的に追加され、ユーザーはいつでもテストを停止することが可能です。これにより、ユーザーは自分の健康をより良く管理し、日々の生活の質を高めることができるのです。
