Google フォトが新しいAI編集ツールを、みんなが無料で使えるようになりました！これまで特定のスマートフォンや有料のサービスでしか使えなかった便利なツールが、これからはどんな人でも使えるようになります。
では、いつから使用可能なのでしょうか。
GoogleフォトのAI機能が全ユーザーに解放される
Google Photos is getting an AI upgrade. On Wednesday, the tech giant announced that a handful of enhanced editing features previously limited to Pixel devices and paid subscribers — including its AI-powered Magic Editor — will now make their way to all Google Photos users for free. This expansion also includes Google’s Magic Eraser, which removes unwanted items from photos; Photo Unblur, which uses machine learning to sharpen blurry photos; Portrait Light, which lets you change the light source on photos after the fact, and others.
Google brings AI-powered editing tools, like Magic Editor, to all Google Photos users for free
Google フォトは、AI編集ツールを無料で提供することを発表。これにより、すべてのユーザーの人が写真編集ができ、画質を向上させることが可能となります。
例えば、雲が多い空をきれいな青空に変えたり、写真に写ってしまった余計な人を消したりすることができます。これらのツールは5月15日から少しずつみんなの手元に届く予定です。
Google AIフォトで「マジック消しゴム」や「ぼかし除去」が使用可能
これまでGoogle フォトのAI編集機能は、Pixel デバイスのユーザーや有料のGoogle One サブスクライバーに限定されていました。
しかし、AIを活用した画像編集ツールの需要が高まる中、Googleはこれを全ユーザーに無料で開放する決断をしました。新たに追加される機能には、「マジック消しゴム」や「ぼかし除去」などが含まれます。
Google AIフォトの注意点
Google フォトのAI編集ツールが全ユーザーに無料で開放されることは、写真編集技術へのアクセスを大幅に拡大します。
しかし、この拡張にはいくつかの注意点があります。特に、デバイスの要件があり、全てのユーザーがすぐにこれらのツールを利用できるわけではありません。
たとえば、使うデバイスには最新のOSが必要だったり、特定のメモリの容量が必要だったりします。でも、これらの条件を満たしていれば、誰でもこの便利な編集ツールを使うことができますよ。
一方、要件を満たす iOS や Android ユーザーは、マジック消しゴムによる編集を 1 ヶ月あたり 10 回まで無料で保存できます。それ以上保存するには、引き続きプレミアム Google One プラン (2TB以上のストレージ) を契約する必要があります。
Google AIフォトに追加される機能
プロのソフトウェアを使わずとも、簡単に高度な写真編集を実現できる点で革新的です。
無料で利用できるようになる機能一覧をご紹介します。
- マジック消しゴム
- ぼかし除去
- 空の提案
- カラーポップ
- HDR 効果 (写真と動画)
- ポートレートぼかし
- ポートレートライト (追加機能としてライトの追加/バランス調整)
- シネマティック写真
- コラージュエディターでのスタイル
- ビデオエフェクト
この大幅な変更により、多くのユーザーがプロレベルの写真編集を手軽に楽しめるようになりました。Google フォトのこの進化は、デジタル写真の業界において、さらなるクリエイティブな可能性を開くものと言えるでしょう。
まとめ
以前は、このような編集には「マジック消しゴム」に加えて、Photoshop のようなプロ向けの編集ツールが必要でした。しかも、そうした編集は自動化された AI 処理ではなく、手作業で行う必要がありました。
今回の拡張により、マジック消しゴムは全ての Pixel デバイスで利用可能なので、ぜひ活用してみてください。
