任天堂がGarry’s Modに著作権侵害の訴え!関連アイテムが削除される

任天堂が、人気のゲーム「Garry’s Mod」に対して著作権侵害の訴えを起こしました。これにより、ゲーム内で使われていた任天堂関連のアイテムやキャラクターが削除されることになりました。

Garry’s Modはユーザー生成コンテンツを楽しむゲームで、ファンが自由に作成したアドオンが多数存在していましたが、今回の措置で大きな変更が迫られます。

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任天堂が著作権を訴え「Garry’s Mod」からアドオンが削除される

The popular physics sandbox game Garry’s Mod is pulling all of its Nintendo-related add-ons following copyright takedown requests from the gaming giant. On Wednesday, the developers of Garry’s Mod made a post on Steam saying users “may have noticed that certain Nintendo related workshop items have recently been taken down,” adding that “this is not a mistake,” as the takedowns came from Nintendo.

Garry’s Mod is taking down decades of Nintendo-related add-ons

人気の物理サンドボックスゲーム「Garry’s Mod」は、任天堂からの著作権削除要請により、任天堂関連のアドオンをすべて削除することになりました。

ゲームの開発者たちはSteamの投稿でこの情報を公表し、「特定の任天堂関連のワークショップアイテムが最近削除されたことに気づいたかもしれない」とユーザーに説明しました。

そもそも「Garry’s Mod」とは?

「Garry’s Mod」(GMod)は、2004年にGarry Newmanによって開発されたサンドボックス型物理シミュレーションゲーム。

もともとは「Half-Life 2」のModとしてスタートしましたが、その後、独立したゲームとしてSteamで販売されるようになりました。このゲームでは、プレイヤーが様々なオブジェクトを自由に操作し、組み合わせて新しいものを作ることができます。単独またはマルチプレイヤーで、無限の創造活動が楽しめるため、長く支持されています。

Garry’s Modにある任天堂アドオンとは?

「Garry’s Mod」はその開放的な性質から、プレイヤーが自由にカスタムコンテンツやアドオンを作成して共有できるプラットフォームとして知られています。任天堂のキャラクターやアイテムに関連するアドオンも、コミュニティのメンバーによって作成され、共有されていることがあります。これにはマリオ、ゼルダの伝説、ポケモンなど、任天堂の有名なゲームシリーズからインスパイアされたモデル、テクスチャ、ゲームプレイ要素が含まれることがあります。

Garry’s Modの任天堂アドオン削除発表の内容

Garry’s Modは、この削除が任天堂からの正式な要請に基づいたものだと強調しています。

開発者たちは、これは任天堂のコンテンツであり、彼らが何を許可するかは任天堂が決めることだと述べ、「彼らはあなたがGarry’s Modでそのようなものを使ってプレイすることを望んでいません。それは彼らの決定であり、私たちはそれを尊重し、可能な限り削除する必要があります」と投稿に記載されています。

また、アップロードには20年かかるため、これは進行中のプロセスであると説明されています。

今後Garry’s Modの任天堂関連コンテンツはどうなる?

これまでGarry’s Modでは、プレイヤーが自由にスーパーマリオ64を一人称シューティングゲームに変えたり、リンクとしてハイラルを探索したりすることができました。

しかし、任天堂関連のコンテンツが非常に多いため、今回の削除要請により多くのマップやアイテムを削除しなければならなくなります。開発者はコミュニティに侵害作品を削除するよう求めています。

任天堂は、自社の知的財産を保護することで知られており、過去にはSteamからDolphinエミュレータを削除させたり、Nintendo SwitchエミュレータYuzuの開発者に対して240万ドルの訴訟を起こすなどしています。

これにより、他のエミュレータの閉鎖も引き起こされています。

まとめ

この著作権侵害の訴えは、Garry’s Modのコミュニティに大きな影響を与えることになります。任天堂のキャラクターやアイテムを使ったモッドが多数削除されるため、ユーザーは新しいクリエイティブなアプローチを見つける必要があります。

また、この事件は他のゲーム開発者にとっても、著作権に対する注意を喚起する事例となるでしょう。

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この記事を書いた人

産後に子育てしながら、独学でウェブの勉強を始め、現在はアメリカのベンチャー企業にフルリモートで勤務。
副業として国内の中小企業のウェブ事業支援を個人で行っており、制作したサイトが、週刊文春や読売新聞に掲載された実績をもつ。

趣味は子供とアニメを見ながらゴロゴロすること。

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