スマートウォッチから「スマートバッジ」へ?服につけるウェアラブル登場

サンフランシスコに本拠を置く、ちょっと変わったハードウェアを作るHumaneという会社があります。この会社が「Ai Pin」という新しい小さなデバイスを発表しました。

このことが、世界で話題になっています。一体どんな機能なのでしょうか。

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新しいプロジェクター「Ai Pin」のすごい機能

引用:公式X

Hyped hardware startup Humane has announced plans for its first international market, inking a deal with South Korean carrier SK Telecom.

The announcement comes shortly after the San Francisco-based company revealed it was pushing back the shipping date of its Ai Pin device from March to mid-April in its domestic U.S. market.

Humane reveals first international market for the Ai Pin, partnering with South Korea’s SK Telecom

さて、そのデバイスとは「Ai Pin」という名前で、センサーやジェネレーティブAI技術、ミニプロジェクターを備えた新しいタイプのウェアラブルデバイスです。

どんな機能があるの?

Ai Pinの機能
  • 音声アシスタント機能
  • リアルタイムで音声やテキストを翻訳
  • 写真や動画を撮影できるカメラ機能
  • 音楽を再生
  • ナビゲーション機能で地図を表示し、ルートを案内

Ai Pinの価格は699ドル(現在76,890円)。月額24ドル(現在2,640円)のサブスクリプションを契約すれば、電話番号と無制限のデータ通信が使えて、AIに質問し放題だとか。

元Appleの役員が立ち上げたHumane社

引用:公式X

このHumane、2017年にAppleの元幹部だったベサニー・ボンジョルノさんとイムラン・チャドリさんが立ち上げたんです。製品の詳細は秘密にしていましたが、マイクロソフトやQualcomm Ventures、OpenAIのサム・アルトマンさんから2億ドルもの資金を集めたとか。そして昨年、その全貌を明らかにし、デバイスの詳細を少しずつ公開してきました。

この会社が、韓国市場に参入することになりました。その相棒は、韓国の通信大手SK Telecom。このニュースは、Humaneが自慢のAi Pinデバイスの出荷を少し遅らせた後に発表されたんですよ。

Humaneで早くもトラブル勃発?

でも、ちょっと待ってください。HumaneはAi Pinを世界中に見せびらかしてはいるものの、実際にはまだ製品を出荷していないんです。さらに、今年の1月にはCTOが退任するというニュースもありました。これらの出来事から、会社内で何か問題があるのではないかという声も出ています。

なぜアメリカよりも韓国を選んだの?

それでも、今回の韓国市場への進出は、Humaneにとっては明るいニュースです。SK Telecomとの提携は、ただのMVNO提携以上の意味があるんです。Humaneは、Ai Pinを動かす独自のAI搭載オペレーティングシステム「CosmOS」のライセンス供与についても、SK Telecomと話を進めているそうです。

SK Telecom自体も、AIサービスを強化していて、ChatGPTのライバルになりうる「A.Dot」を立ち上げたり、AI検索エンジンPerplexityと提携したりしています。今回の提携では、韓国市場向けの新しいサブスクリプションサービスの共同開発や、新たな収益機会の創出に取り組むとのこと。

まとめ

Ai Pinの韓国市場での発売時期はまだ決まっていませんが、アメリカでの発売が遅れていることを考えると、韓国での発売もすぐにはなさそうですね。というわけで、HumaneとSK Telecomの冒険はまだ始まったばかり。これからどんな展開になるのか、楽しみにしていてください!

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この記事を書いた人

産後に子育てしながら、独学でウェブの勉強を始め、現在はアメリカのベンチャー企業にフルリモートで勤務。
副業として国内の中小企業のウェブ事業支援を個人で行っており、制作したサイトが、週刊文春や読売新聞に掲載された実績をもつ。

趣味は子供とアニメを見ながらゴロゴロすること。

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