ついに、Threads(スレッズ)がユーザー数でTwitterを超える快挙を達成しました。
Metaによると、Threadsの月間アクティブユーザー数が1億5000万人を突破し、さらに拡大していることが発表されました。この成長は、Instagramの強力なユーザーベースと連携した機能拡張により支えられています。
しかし、一方で「Twitter超えはあり得ない」という声も。一体Threadsに何が起こっているのでしょうか。
Threadsのユーザー数が1億5000万人を突破
Meta’s Twitter/X rival Threads is growing at a stable pace. The social network now has more than 150 million monthly active users — up from 130 million in February — Mark Zuckerberg mentioned during the company’s Q1 2024 earnings call.
Mark Zuckerberg says Threads has 150 million monthly active users
MetaのSNS「Threads」が、月間アクティブユーザー数で1億5000万人を突破したことが、マーク・ザッカーバーグCEOによって発表されました。これは2024年第1四半期の決算発表時に明らかにされ、前四半期の1億3000万人からの増加を示しています。
一方で、「Twitter超えはあり得ない」という声も
「Threads」がスタートして約9ヶ月が経過し、Metaはこの新プラットフォームで着実にユーザー基盤を拡大しています。しかし、インスタグラムの責任者であるアダム・モッセリ氏は「Threads」がXの直接的な代替とはならないと述べており、ニュース内容の増幅は行わない方針です。
現時点のユーザー数はTwitter超え
それにもかかわらず、アプリ分析会社Apptopiaによると、現在米国内での「Threads」のデイリーアクティブユーザー数はXを上回っていると報じられています。
そもそも、Threadsとは?他のSNSとどう違うの?
「Threads」は、Meta社が作った、TwitterやXというSNSと競争する新しいプラットフォーム。
MetaはFacebook、Messenger、WhatsApp、Instagramで利用できるAIチャットボットを導入しましたが、「Threads」はその対象から外れています。これは「Threads」にネイティブのDM機能がないためと考えられます。
今後Threadsに追加される新機能2つ
さらに、Meta社は6月までに開発者向けのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を公開する予定。これによりもっと多様なSNS体験ができるようになるそう。
投稿の自動アーカイブ
「Threads」は、ユーザーが投稿を一定期間後に自動でアーカイブできる機能のテストを開始しました。この機能により、ユーザーは投稿を個別にアーカイブまたはアーカイブ解除して公開することが可能です。
投稿を他のサーバーにも共有できる
最近、Meta社はThreadsを分散型プロトコルという技術で、ActivityPubと統合させています。これにより、アメリカの大人のユーザーは自分のThreadsアカウントをFediverseという広いネットワークにつなげて、自分の投稿を他のサーバーにも共有できるようになりました。
まとめ
Threadsのユーザー数が急増している主な理由は、Meta社が積極的に新機能を追加し、既存のInstagramユーザーネットワークとの統合を図っているからです。
特に、日本を含む新しい市場での成功が見られ、今後もその成長が続く見込みです。Threadsがこの勢いを維持できれば、ソーシャルメディア業界の新しいリーダーとなる可能性が高いでしょう。