今後は「Hey Meta!」が主流に?Meta社がRay-BanにAIを搭載

スマートグラスは、近年注目を集めているウェアラブルデバイスの一つ。しかし、従来のスマートグラスは操作が複雑であったり、デザインがイマイチであったりといった課題がありました。

そんな中、Meta社は2023年10月、AIを搭載したスマートグラス「Ray-Ban Meta」を発表しました。どんな機能が搭載されるのでしょうか。

目次

Meta社がRay-Banのスマートグラスに新AI導入を計画

Meta will bring AI to its Ray-Ban smart glasses starting next month, according to a report from The New York Times. The multimodal AI features, which can perform translation, along with object, animal, and monument identification, have been in early access since last December.

Meta is adding AI to its Ray-Ban smart glasses next month

来月、Meta社はRay-Banブランドのスマートグラスに新しいAI機能を導入することを計画しています。

なぜ、MetaとRay-Ban?仲がいいの?

実はメタ社 (旧フェイスブック) と レイバン は、2021年9月に共同でスマートグラス 「Project Aria」 を発表していました。これは、AR (拡張現実) 技術を用いて、現実世界に情報を重ねることで、新たな体験を提供するデバイスです。

Project Aria は、眼鏡型のスマートグラスで、カメラやマイク、センサーを搭載しています。これらの機能を使って、周囲の環境を認識し、AR 情報を表示したり、音声操作で指示を出したりすることができます。

Meta社とは?

Meta社は、以前Facebookとして知られていた会社。

Facebookという名前の大きなソーシャルメディアの場を作りました。そこでは、世界中の人々がお互いに話をしたり、写真や動画を共有したり、最新のニュースを読んだりできます。

でも、Meta社はそれだけではありません。彼らは、VR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)という、まるで未来の世界のような技術にも力を入れています。これらの技術を使って、Meta QuestやOculus Riftといった特別な機器を作っているんです。

Ray-Banとは?

Ray-Banは、とても有名な眼鏡のブランド。とても良い品質のサングラスやメガネを作っています。Ray-Banの眼鏡は、おしゃれで丈夫なので、たくさんの有名人や普通の人たちに選ばれています。

Ray-Banは、新しいデザインや技術を考えることにも熱心で、古いスタイルと新しいアイデアを組み合わせた眼鏡を世に送り出しています。

「Hey Meta!」でスマートアシスタントを呼び出せるように

この技術は、言葉の翻訳や周囲の物や生き物を認識する能力を持っており、これまでにも一部の人々が先行して体験してきました。

ユーザーは「Hey Meta」と声をかけることで、このスマートアシスタントを呼び出し、話しかけたり質問したりすることができます。そして、その答えはメガネのフレームに内蔵されたスピーカーから聞くことができます。

外出時にサングラスから必要な情報を見れる

例えば、買い物をしている時や車を運転している時、美術館や動物園を訪れた時など、様々な場面でMetaのAIを使ってみることができます。

このAIはペットやアート作品を識別するのに役立ちますが、時には正確に識別できないこともあります。例えば、遠くにいる動物園の動物や珍しい果物を見分けるのは難しいことがあります。

サングラスをかけながら、しれっと外国語を認識できる

AIの翻訳機能は、英語やスペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語など、複数の言語に対応しています。

これまでスマホに向かって操作しながら翻訳をしていた人も、サングラスを通じてさりげなく翻訳できるようになるかもしれません。

まとめ

現在、このAI機能はアメリカに住む人たちに限定されており、アーリーアクセスプログラムを通じて利用できます。

Meta社は、このAI機能をさらに改善し、より多くの人々に提供できるようにする計画です。これにより、私たちの日常生活がより便利で楽しいものになることでしょう。

今後は、「Hey Meta!」 が主流になる日も近いのではないでしょうか?

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この記事を書いた人

産後に子育てしながら、独学でウェブの勉強を始め、現在はアメリカのベンチャー企業にフルリモートで勤務。
副業として国内の中小企業のウェブ事業支援を個人で行っており、制作したサイトが、週刊文春や読売新聞に掲載された実績をもつ。

趣味は子供とアニメを見ながらゴロゴロすること。

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