ビジネス用SNS「LinkedIn」でゲームをしながら求職する面白い機能が追加

世界最大のプロ向けSNSの、LinkedIn。日本語版も提供されており、ユーザー数は世界で7億7400万人以上です。

LinkedInは、主にビジネス業界の人とつながりや人脈を広げるため、スキルや経験をアピールするために活用されています。

そんなLinkedInに、ゲーム機能が搭載されると発表がありました。一体どんなSNSへ変化していくのでしょうか。

目次

LinkedInの新たな試み!ゲームとショート動画を追加

Two weeks ago, TechCrunch broke the news that LinkedIn was getting into games, helping users “deepen relationships” through puzzle-based interactions. And on Wednesday, TechCrunch reported that the Microsoft-owned social network was experimenting with short-form videos.

LinkedIn targets users caught between TikTok and what used to be Twitter

求職者向けの交流サイトであるLinkedInが、新たな試みとしてゲームやショート動画を取り入れ、これまでにない可能性を探求しています。

最近の報道によると、LinkedInはゲーム分野に足を踏み入れ、パズルゲームを通じて利用者同士の交流を促進しているそうです。さらに、このプラットフォームはショート動画の提供を始め、新しい形のコミュニケーションを提案しています。

LinkedInでゲーム機能を追加した理由を考察

LinkedInは、これまでとは異なるタイプの利用者を惹きつけようとしているかのようです。それは、他の有名な交流サイトとは一線を画す、新しいユーザー層を対象としているように思われます。

TwitterとTikTokに対抗意識がある?

例えば、ワードルという言葉遊びがTwitterで人気を博し、ニューヨーク・タイムズがこのオンラインゲームに多額の投資をしたと言われています。

また、TikTokはユーザー数が10億人を突破し、アプリとしての消費者支出が100億ドルに達したとも報じられています。これらのプラットフォームでは、ショート動画が重要な役割を果たしています。

イーロンマスクのTwitter買収を意識した?

2022年にイーロン・マスクがTwitterを買収し、その後の変化は大きかったです。調査によると、アメリカ国内でのデイリーアクティブユーザー数は、買収後数ヶ月で約4分の1に減少したとされています。

Twitterのような成功した交流サイトは、自然な成長を遂げてきました。適切な人材、タイミング、資金、そして技術が組み合わさり、何百万人ものユーザーが利用できるプラットフォームが生まれたのです。

Twitter離れしたユーザー獲得競争が激化している?

しかし、このようなコミュニティを別のプラットフォームに移行させることは容易ではなく、ユーザーが分散することは避けられない現象でした。

TikTokは、ショート動画やトレンドを追う文化が特徴の、新しい世代のTwitterとも言えるでしょう。Twitterで育った人々にとっては、馴染みのない場所かもしれません。

MastodonやBlueskyといった新しい競合他社は、元Twitterユーザーの注目を集めるために努力を重ねており、大手のMetaもThreadsというサービスで競争に参加しています。このような変化により、多くの人々がどの交流サイトを利用すべきか迷っている状況が生まれています。

LinkedInは静かに成長を続けてきた

LinkedInは、多くの人々にとって重要な役割を果たしています。かつては、専門家向けのネットワークとして軽視されがちでしたが、今では多くの人が仕事探しや人脈作りに利用しています。特に、他のソーシャルメディアが注目を集める中、LinkedInは静かに成長を続けてきました。

企業向けの採用ツールとして、大きな収益を上げている

マイクロソフトがLinkedInを買収してから数年が経ち、その成果が徐々に明らかになっています。LinkedInは、企業向けの採用ツールとしての地位を確立し、大きな収益を上げています。また、プレミアム会員サービスも成功を収めており、多額の収入を得ています。

若い世代にアピールすることが狙いか

一方で、LinkedInは単なるビジネスツールに留まらず、より多くの可能性を秘めています。新しい世代のユーザーにもアピールし、彼らのニーズに応えるために、ゲームやショート動画などの新しい機能を導入しています。これにより、LinkedInは新たなユーザー層を引きつけ、その魅力をさらに高めています。

まとめ

LinkedInのこれらの取り組みは、単に仕事を探す場所以上のものとして、その価値を高めています。多くの人々が新しい機会を見つけ、自分のキャリアを築くためのプラットフォームとして、LinkedInを信頼しています。

そして、LinkedInはこれからも、私たちの仕事と人生において、重要な役割を果たし続けるかもしれません。

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この記事を書いた人

産後に子育てしながら、独学でウェブの勉強を始め、現在はアメリカのベンチャー企業にフルリモートで勤務。
副業として国内の中小企業のウェブ事業支援を個人で行っており、制作したサイトが、週刊文春や読売新聞に掲載された実績をもつ。

趣味は子供とアニメを見ながらゴロゴロすること。

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