マインクラフトの統合版サーバーを立てると、自分だけの冒険世界を友だちと共有できるようになります。
しかし、「どうやって始めればいいの?」「Java版と何が違うの?」といった疑問も多いはず。本記事では、初めてサーバーを立てる人にもわかりやすく、必要なポイントや手順をステップごとに解説します。
レンタルサーバー、自作サーバー、クラウドサービスのメリット・デメリット比較もあり、あなたにぴったりの方法がきっと見つかるはずです。
マインクラフトの統合版とJava版の違いとは?統合版の特徴
マインクラフトには「Java版」と「統合版(Bedrock Edition)」の二つがあります。
Java版はPCのみで動き、古くからMod(改造データ)やカスタムサーバーが豊富にあります。一方、統合版はスマホ、タブレット、Windows10、Xbox、PlayStationなど様々な機器で遊べるのが大きな特徴です。
統合版同士ならクロスプレイが可能で、友だちがどんな機器を使っていても同じワールドに入れるのが魅力。Java版は最大100人以上の大規模サーバーも多いですが、統合版は最大30人程度が快適に遊べる目安です。
どちらを選ぶかは、使いたい機器や参加人数、Modの有無で決めましょう。
マインクラフトのマルチサーバーでできること
統合版サーバーを立てると、ホスト(サーバー管理者)がパソコンの電源を切っても、サーバーワールドは常に稼働します。
友だちはいつでも同じワールドにログインでき、建築コンテストや冒険ツアーを企画可能。また、クロスプラットフォームなので、スマホで作ったトンネルをPCの友だちが探検したり、Xboxの友だちが村を守ったりと、自由度の高い遊び方が楽しめます。
さらに、チャットやコマンドを使ったイベント運営もできるため、大人数でのミニゲームや協力プレイも盛り上がります。
マインクラフトのマルチプレイの注意点
マルチサーバーで遊ぶときは、セキュリティとバックアップがとても大切です。誰でも自由に入れるサーバーだと荒らし行為を受けることがあるので、パスワード設定やホワイトリスト機能を使って、招待した友だちだけが入れるようにしておきましょう。
また、ワールドデータは定期的にバックアップをとり、万が一壊れたり消えたりしたときに元に戻せるように準備が必要です。
さらに、サーバーのバージョンとクライアント(ゲーム本体)のバージョンが一致していないと接続できないので、アップデートにも注意しましょう。
【統合版】マインクラフトの3つのマルチサーバーの立て方
統合版サーバーを立てる方法は大きく分けて三種類あります。それぞれの特徴と向き不向きを見ていきましょう。
1. レンタルサーバー
契約するだけで専門知識がなくても簡単にサーバーを立ち上げられます。サーバー会社によってはマインクラフト対応プランがあり、ボタンひとつで開始可能。サポート体制も整っており、初めての人におすすめです。ただし、月額料金が発生し、スペックやプレイ人数に応じたプラン選びが必要です。
2. 自作(自前)サーバー
自分のパソコンや古いノートPCを使ってサーバーを構築します。費用は電気代と回線費のみで済むため無料に近いですが、24時間電源を入れておく必要があり、回線速度に制限が出やすい点がデメリット。設定やトラブル時の対処も自身で行うため、ある程度の知識が必要です。
3. クラウドサービス
AWSやAzureなどのクラウド上にサーバーを構築します。使った分だけ料金が発生する従量課金制で、スペックの変更や自動スケーリングが可能。ゲーム人口の増減に合わせてサーバーを大きくしたり、小さくしたりできるため、中級者以上向けですが、自由度が高く安定性も抜群です。
マインクラフトの統合版とJava版のサーバーの立て方の違い
Java版と統合版のサーバー構築手順は大きく異なります。共通するのは「サーバーソフトのダウンロード」「ポート開放」「設定ファイル編集」「起動コマンド実行」の流れですが、必要なソフトやファイル形式が変わります。Java版は「Java Edition Server.jar」を使い、プラグインはSpigotやPaper等の対応が豊富。
一方統合版は「bedrock_server.exe(Windows)」など専用バイナリを使い、プラグインではなくアドオン形式の挙動変更や設定が中心です。ポート番号はJava版が25565、統合版は19132(デフォルト)なので、ルーターの設定も間違えないようにしましょう。
【マインクラフトの統合版】マルチサーバーの立て方手順
ここでは、エックスサーバーが提供する「エックスサーバーGames」でマインクラフト統合版(Bedrock Edition)のマルチサーバーを立てる方法を、かんたん4ステップでご紹介します。
まずはエックスサーバーのサイトにアクセスし、「Games」サービスのページから会員登録をしましょう。メールアドレスとパスワードを入力し、確認メールのURLをクリックするだけで完了です。
ログイン後、管理画面の「Minecraftサーバー」メニューを開きます。統合版対応プランを選び、「申し込む」ボタンをクリック。利用開始日とサーバー名を設定し、月額料金を確認して申し込みを確定しましょう。
申し込みが完了すると、すぐにサーバー管理画面が使えるようになります。設定画面で以下を調整しましょう: – サーバーの説明(ワールド名や遊び方) – 最大プレイヤー数(友だちの数に合わせて) – パスワードやホワイトリスト(招待したい人だけ入れるように) 設定を保存したら、「サーバー起動」ボタンを押します。数十秒でサーバーがオンラインになります。
統合版マインクラフトを起動し、「サーバーを追加」画面へ。 – サーバー名:管理画面で設定した名前 – サーバーアドレス:管理画面に表示されたIPアドレス – ポート番号:デフォルトは19132 を入力し、「作成」をタップ。そのまま接続すると自分のサーバーに入れます。友だちにも同じアドレスを教えれば、一緒に遊べます!
これでエックスサーバーGamesを使ったマインクラフト統合版サーバーの立ち上げが完了です。最初は緊張するかもしれませんが、手順どおりに進めればかんたんに自分のワールドを友だちと共有できます。さっそく冒険や建築を楽しんでくださいね!
まとめ
マインクラフト統合版サーバーは、レンタル、自作、クラウドの三つの方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。統合版とJava版は対応プラットフォームや設定手順が異なるため、遊びたい機器や必要な機能を踏まえて選びましょう。自作サーバーでは無料で始められますが、24時間稼働や回線速度に注意。
レンタルサーバーは簡単に導入でき、サポートが充実。クラウドサービスはスケーラブルで安定性抜群です。
手順をしっかり理解し、セキュリティやバックアップにも配慮して、自分だけのマイクラ世界を自由にカスタマイズしましょう。