ホームページを作るとき、どのツールを使えばいいのか、どんな特徴やメリットがあるのか、わからない方も多いと思います。
そこで、この記事では、人気のホームページ作成ツールについて、解説しています。自社に合ったツールを見つける参考にしてください。仕事や副業でホームページを作りたい方は、必見です。
無料で作れるホームページ作成ツール
色々なツールがありますが、今回は以下のツールをピックアップしました。なお、ツールのおおよその利用人数を記載し、人気順に並べ替えています。それでは、早速見ていきましょう!
*各サービスの使用人数はAIが割り出したものです。
WordPress(ワードプレス)
WordPressは、世界で最も使われているホームページ作成ツールです。実にインターネット上のサイトの約4割がWordPressで作られていると言われています。WordPressの特徴は、豊富なテーマやプラグインで、自分好みのサイトをカスタマイズできることです。また、SEO対策や多言語対応など、高度な機能も備えています。ただし、WordPressは自分でサーバーを用意したり、セキュリティやバックアップなどの管理をしたりする必要があります。初心者には少し難しいかもしれません。
Wix(ウィックス)
Wixは、ユーザー数2億人を越えるホームページ作成サービスです。Wixの特徴は、ドラッグアンドドロップで簡単にサイトを作れることです。500種類以上の美しいテンプレートから選べるほか、自分でデザインすることもできます。また、Wixはサーバーやドメインも提供してくれるので、手間がかかりません。さらに、ブログやECサイトなどの機能も充実しています。ただし、Wixは無料プランでは広告が表示されたり、独自ドメインが使えなかったりするので、有料プランにする必要があります。
ペライチ
ペライチは、スタイリッシュでシンプルな1ページのサイトを簡単に作成できるツールです。ペライチの特徴は、テンプレートから好きなパーツを選んで組み合わせるだけでサイトが完成することです。写真や文字などの編集も直感的にできます。また、ペライチはレスポンシブデザインに対応しているので、スマートフォンやタブレットでも見やすいサイトになります。ただし、ペライチは1ページしか作れないので、複数ページのサイトを作りたい場合は向いていません。
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdoは、質問に答えるだけでサイトが完成する「AIビルダー」を搭載したホームページ作成サービスです。Jimdoの特徴は、AIが自動的に最適なテンプレートやレイアウトを選んでくれることです。また、JimdoはドメインやSSL証明書も無料で提供してくれるので、安心してサイトを公開できます。さらに、JimdoはECサイトやブログなどの機能も充実しています。ただし、JimdoはAIビルダーで作ったサイトはあまりカスタマイズできないので、自分で細かくデザインしたい場合は向いていません。
Goope(グーペ)
Goopeは、小規模店舗に最適なデザインテンプレートを提供するホームページ作成サービスです。Goopeの特徴は、業種別に最適化されたテンプレートから選べることです。例えば、美容院やカフェなどの店舗向けのテンプレートがあります。また、Goopeは予約システムやクーポン発行などの機能も備えているので、集客に役立ちます。ただし、Goopeはテンプレートの種類が少ないので、オリジナリティの高いサイトを作りたい場合は向いていません。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
Ameba Owndは、SNSやECサイトとの連携も可能なホームページ作成サービスです。Ameba Owndの特徴は、AmebaブログやInstagramなどのSNSと簡単に連携できることです。また、Ameba OwndはBASEやSTORES.jpなどのECサイトとも連携できるので、オンラインショップを開設することもできます。さらに、Ameba Owndは無料プランでも独自ドメインが使えるので、ブランディングにも効果的です。ただし、Ameba Owndはテンプレートが少なく、カスタマイズ性も低いので、デザインにこだわりたい場合は向いていません。
Googleサイト
Googleサイトは、Googleの提供する無料ホームページ作成サービスです。Googleサイトの特徴は、GoogleドライブやGoogleフォームなどのGoogleアプリと連携できることです。また、Googleサイトはドラッグアンドドロップで簡単にサイトを作れるほか、チームで共同編集することもできます。さらに、Googleサイトは無料で使えるうえに広告も表示されないので、コストパフォーマンスが高いです。ただし、Googleサイトはデザインや機能が限られているので、本格的なサイトを作りたい場合は向いていません。
BiNDup(バインド・アップ)
BiNDupは、こだわったサイトが作成できるカスタマイズ性の高いホームページ作成サービスです。BiNDupの特徴は、HTMLやCSSを使って自由にデザインできることです。また、BiNDupはSEO対策やアクセス解析などの機能も備えています。さらに、BiNDupは有料プランでも月額500円から利用できるので、低予算でも利用できます。ただし、BiNDupはHTMLやCSSの知識が必要なので、初心者には難しいかもしれません。
Webnode(ウェブノード)
Webnodeは、世界190カ国で4,000万人以上が利用しているホームページ作成ツールです。800種類以上のテンプレートと写真・動画素材が2万点以上用意されています。また、レスポンシブデザインに対応しているので、スマートフォンやタブレットでも見やすいサイトが作れます。Webnodeは、無料プランからビジネスプランまで4種類のプランがあります。無料プランでは、Webnodeのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。Webnodeは、使い勝手がバツグンで、初心者でも簡単にサイトを作成できるサイトビルダーです。
CLOUD LINE(クラウドライン)
CLOUD LINEは、日本国内で約10万人が利用しているホームページ作成ツールです。CLOUD LINEは、シンプルな操作で素早くサイトを作成できることが特徴です。テンプレートは約100種類ありますが、自分でカスタマイズすることも可能です。また、CLOUD LINEはSEO対策やアクセス解析なども充実しています。CLOUD LINEは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、CLOUD LINEのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。CLOUD LINEは、シンプルに素早くサイトを作成したい方におすすめです。
Crayon(クレヨン)
Crayonは、スマートフォンでホームページを作れるサービスです。Crayonは、アプリをダウンロードして、スマホのカメラで撮影した写真や動画を使ってサイトを作成できます。テンプレートは約50種類ありますが、自分でカスタマイズすることも可能です。また、CrayonはSNSとの連携も簡単にできます。Crayonは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、Crayonのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。Crayonは、スマホで手軽にサイトを作りたい方におすすめです。
STUDIO(スタジオ)
STUDIOは、完全オリジナルのデザインが作れるホームページ作成ツールです。STUDIOは、テンプレートを使わずに、自分でデザインしたサイトを作成できます。また、STUDIOはコーディング不要で、ドラッグアンドドロップやクリックだけでサイトを作成できます。STUDIOは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、STUDIOのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。STUDIOは、完全オリジナルのデザインを作りたい方におすすめです。
webflow(ウェブフロー)
webflowは、プロのようなサイト制作が可能なホームページ作成ツールです。webflowは、コーディング不要で、高度なアニメーションやレスポンシブデザインなどを実現できます。また、webflowはCMSやEC機能も備えています。webflowは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、webflowのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。webflowは、プロのようなサイト制作をしたい方におすすめです。
Bubble(バブル)
Bubbleは、Webアプリケーションが作れるホームページ作成ツールです。Bubbleは、コーディング不要で、データベースやユーザー認証などの機能を持ったWebアプリケーションを作成できます。また、BubbleはAPIや外部サービスとの連携も可能です。Bubbleは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、Bubbleのサブドメインが付きますが、有料プランでは独自ドメインが取得できます。また、有料プランでは広告も非表示にできます。Bubbleは、Webアプリケーションを作りたい方におすすめです。
BASE(ベイス)
BASEは、ネットショップ作成に特化したホームページ作成ツールです。月額料金は無料で、売上手数料も1.3%と低く抑えられています。独自ドメインも無料で取得できるので、プロフェッショナルな印象を与えることができます。BASEは、約90万人の利用者がいる国内最大級のサービスです。商品登録や在庫管理、注文管理などが簡単にできるほか、デザインテンプレートも豊富に用意されています。また、SNSやメルマガとの連携も可能で、集客や販促にも効果的です。
STORES(ストアーズ)
STORESも、ネットショップ作成に特化したホームページ作成ツールです。月額料金は無料で、売上手数料は3.6%です。独自ドメインは有料プランから利用できます。STORESは、約60万人の利用者がいるサービスです。商品登録や在庫管理、注文管理などが簡単にできるほか、デザインテンプレートも豊富に用意されています。また、予約販売や定期販売などの機能もあります。さらに、LINEやInstagramとの連携も可能で、SNSマーケティングに強みがあります。
Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは、世界190カ国で200万人以上が利用するネットショップ作成ツールです。月額料金は2,980円からで、売上手数料は2.9%+30円です。独自ドメインも有料で取得できます。Shopifyは、商品登録や在庫管理、注文管理などが簡単にできるほか、デザインテンプレートも豊富に用意されています。また、多言語対応や海外発送などの機能もあります。さらに、FacebookやInstagramとの連携も可能で、グローバルな販売に対応できます。
本当にホームページは無料で簡単に作成できるの?
ホームページ作成ツールは、初心者でも簡単にホームページを作れる便利なサービスですが、無料で使えるというのは本当なのでしょうか?実は、無料プランにはいくつかの制限やデメリットがあります。それでは、具体的に見ていきましょう。
無料だが「広告」が表示される
無料プランでは「企業のバナー」や「ホームページ作成ツールのロゴ(リンク)」など、いわゆる「広告」が表示されることが多い傾向です。
これは、ホームページ作成ツールの運営会社がサービスの宣伝や収益化をするために必要なことですが、ユーザーにとっては見た目が悪くなったり、信頼性が低くなったりする可能性があります。特に、ビジネスやブランディングを目的としたホームページでは、広告は避けたいところ。
独自ドメインが使用できない
次に、独自ドメインを利用する場合には、基本的に有料プランにアップグレードする必要があります。独自ドメインとは、「example.com」や「example.co.jp」など、自分で好きな名前を付けられるホームページのアドレスのことです。無料プランでは、「example.wixsite.com」や「example.wordpress.com」など、ホームページ作成ツールの名前が入ったサブドメインを使わざるを得ません。これも、見た目や信頼性の面で不利になることがあります。また、独自ドメインは検索エンジンにも好まれる傾向があるので、SEO(検索エンジン最適化)を考えるなら有料プランへの移行がおすすめです。
機能制限がある
最後に、デザインテンプレートの数や機能が制限されることが多いです。ホームページ作成ツールでは、事前に用意されたデザインテンプレートを選んでカスタマイズすることで、簡単にオリジナルのホームページを作れます。しかし、無料プランではテンプレートの種類やカラーの変更などができない場合があります。また、ブログやショッピングカートなどの機能も制限されることがあります。自分の好みや目的に合ったホームページを作りたいなら、有料プランで選択肢を広げることをお勧めします。
まとめ
無料で作成できるツールはたくさんありますが、それぞれに制限や注意点があります。そのため、自分の目的やニーズに合ったツールを選ぶことが重要です。
また、無料で作成したホームページを公開するには、ドメインやサーバーの費用が必要になる場合もあります。初心者でも簡単にホームページを作成してみたいという方には、このページでご紹介したツールがおすすめです。
素敵なホームページを作ってみてくださいね。