マイクラ統合版サーバー完全ガイド構成

マインクラフトの統合版(Bedrock Edition)サーバーを立てる前に知っておきたいポイントや、初心者にもわかりやすい立て方手順をまとめました。Java版との違いやマルチプレイ時の注意点、レンタルサーバー・自作サーバー・クラウドサービスの比較など、5つのセクションで解説します。

目次

統合版とjava版の違い。統合版の特徴

統合版(Bedrock Edition)はスマホやPC、家庭用ゲーム機など幅広いプラットフォームで遊べるのが最大の魅力です。Java版と比べて動作が軽く、クロスプレイ対応で最大30~100人規模のマルチプレイが可能。さらにアドオンやマーケットプレイスを通じて手軽にカスタムコンテンツを導入できる点も大きな特徴です。その反面、Java版で動くMODやプラグインは基本的に動作せず、機能拡張はマーケットプレイスか専用ツールに限られる点に注意しましょう。

マルチサーバーでできること

統合版サーバーを立てると、ホストがオフラインでも世界が存続し、仲間が好きなときにインして遊べます。クロスプラットフォーム対応により、PCユーザーとスマホ/タブレット/Xbox/PlayStationユーザーが一緒に建築や冒険、ミニゲームを楽しめるほか、ワールドごとに異なるルールを設定してロールプレイサーバーやサバイバル大会を開催することも可能に。さらに公式Realmsと異なり、自前サーバーならコンテンツの自由度や同時接続数をコントロールできるメリットがあります。

マルチプレイの注意点

快適なマルチプレイにはいくつかの設定が必須です。まずポート開放(デフォルトではTCP/UDP 19132)をルーターで正しく設定しないと外部から接続できません。次に、プレイヤー全員のゲームバージョンをそろえること。統合版はアップデートが頻繁にあるため、サーバー側とクライアント側のバージョン差で入れないトラブルが起きがちです。また定期バックアップを自動化し、万が一のデータ破損やワールド消失に備えましょう。ホワイトリスト機能を有効にして、招待したいフレンドのみアクセス許可を与えるのもセキュリティ向上に有効です。

【統合版】マルチサーバーの立て方は3つ

統合版サーバーを用意する方法は主に次の三種類です。

  • レンタルサーバー:月額数百円~数千円で手軽に利用可能。インフラ構築不要で自動バックアップやサポートもあり、初心者向き。
  • 自作サーバー:自宅PCやラズパイ上にサーバーを立てる方法。初期費用はほぼゼロですが、ネットワーク知識と常時稼働環境が必要。
  • クラウドサービス:AWSやAzure、GCP上にサーバーを構築。スペックやスケールを柔軟に変更できる反面、課金体系がやや複雑。

それぞれコストや管理工数、安定性に差があるので、運用目的や予算、技術習熟度に応じて最適な方法を選びましょう。

統合版とjava版のサーバーの立て方の違い

Java版と統合版では、使用するソフト・設定ファイル・起動コマンドが大きく異なります。共通しているのは「サーバー用プログラムをダウンロードし、設定ファイルを編集し、ポート開放して起動」という流れですが、Java版はJavaランタイムが必要で起動時にjarファイルを実行、一方統合版は公式の“bedrock_server.exe”や“bedrock_server”バイナリを直接実行します。設定項目もJava版のserver.propertiesと統合版のserver.propertiesでは一部名称や意味が異なるため、公式ドキュメントを参考に細かな項目を調整することが重要です。

【統合版】マルチサーバーの立て方手順

ここではWindows環境での手順を例に解説します。

  1. サーバープログラムのダウンロード:Microsoft公式サイトから最新のBedrock Editionサーバーを取得。
  2. 必要環境の整備:Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールし、ファイアウォールで19132ポートを開放。
  3. 設定ファイル編集:server.propertiesの「server-name」「max-players」「white-list」などを好みに合わせて編集。
  4. 初回起動とライセンス同意:“bedrock_server.exe”を実行し、EULAに同意して必要ファイルを生成。
  5. ユーザー登録:whitelist.jsonやallowlist.jsonにフレンドのXbox Live IDを追加。
  6. バックアップ設定:バッチファイルやPowerShellで定期的にワールドフォルダを別ディスクへコピーするスクリプトを組む。
  7. サーバー稼働テスト:同一LAN内のクライアントから接続を試し、動作確認。
  8. リモート接続:グローバルIPまたはダイナミックDNSを利用してインターネット越しのアクセスを許可。

これで、自宅PCが常時稼働していれば24時間いつでもマルチプレイが楽しめます。

まとめ

マイクラ統合版サーバーはクロスプラットフォーム対応や軽快な動作が魅力ですが、Java版とは手順や機能が異なります。初心者にはまずレンタルサーバーがおすすめですが、自作やクラウドにもそれぞれの利点があります。サーバー構築の基本は「プログラム取得→設定編集→ポート開放→起動→バックアップ」のサイクル。この記事を参考に、ぜひ仲間と一緒に自分だけのマルチワールドを楽しんでください。

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この記事を書いた人

国家公務員。都内やアメリカで企業のオウンドメディアのSEO対策やアクセス解析など、WEBマーケティングの業務に従事した後、地元・東北でフリーでWEBコンサルの仕事を請け負う。現在は地元で国家公務員として勤務。中高生の子供を育てながらワーママとして活動中。リゼロとマイクラが好き。

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