ホームページを構築する際、どのサーバーを選ぶかはサイトの安定性や表示速度、コストに直結します。
特に、WordPressなどを使ってサイトを運営したい方にとって、レンタルサーバーは「家の土台」にあたる重要な要素です。
初期費用を抑えたい、サポートが充実しているところがいい、速度が速いほうがSEO的にも有利になりやすい…など、
悩むポイントも多いものです。本記事では、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるレンタルサーバーを厳選してご紹介します。
まずはランキングをご覧いただき、そのあとに選ぶときの注意点を解説します。
ホームページ構築におすすめのサーバー5選
以下の5つは、安定した稼働実績と高い評価を誇るレンタルサーバーです。それぞれ公式サイトへのリンクも掲載しています。
1位:エックスサーバー(XSERVER)
公式サイト:https://www.xserver.ne.jp/
- 特徴:国内シェアNo.1、稼働率99.99%の高い安定性。SSD標準搭載で高速表示。
- スペック例(スタンダードプラン):
- ディスク容量:300GB(NVMe SSD)
- 転送量目安:月間7.0TB
- PHP・MySQL:最新バージョン対応、MySQL無制限
- SSL:無料Let’s Encrypt対応
- 初期費用:無料キャンペーンあり/月額費用:990円~
- おすすめポイント:大規模サイトやアクセスの増加を見越した安定運用が可能。WordPressの簡単インストール機能も充実。
2位:ConoHa WING(コノハウィング)
公式サイト:https://www.conoha.jp/wing/
- 特徴:国内最速級の表示速度。初期費用無料で、月額料金はXSERVERよりやや手頃。
- スペック例(WINGパックベーシック):
- ディスク容量:250GB(SSD)
- 転送量目安:月間7.0TB
- PHP・MySQL:最新バージョン対応、MySQL無制限
- SSL:無料Let’s Encrypt対応
- 初期費用:無料/月額費用:850円~(キャンペーン料金適用時)
- おすすめポイント:管理画面が初心者向けにわかりやすく、サイト高速化機能(HTTP/2、キャッシュ機能など)も標準搭載。
3位:ロリポップ!レンタルサーバー
公式サイト:https://lolipop.jp/
- 特徴:20年以上の運営実績。格安プランから高機能プランまで幅広いラインナップ。
- スペック例(スタンダードプラン):
- ディスク容量:200GB(SSD)
- 転送量目安:月間4.0TB
- PHP・MySQL:PHP7対応、MySQL50個まで
- SSL:無料Let’s Encrypt対応
- 初期費用:無料キャンペーン実施中/月額費用:550円~
- おすすめポイント:コスト重視で始めたい個人サイトやブログ向け。WordPress簡単インストールやアクセス解析機能も充実。
4位:さくらのレンタルサーバ
公式サイト:https://www.sakura.ne.jp/
- 特徴:老舗サーバーとして安定稼働。バックアップ機能や業務利用にも耐えるセキュリティ機能が充実。
- スペック例(スタンダードプラン):
- ディスク容量:100GB(SSD)
- 転送量目安:日次上限80GB
- PHP・MySQL:PHP7対応、MySQL20個まで
- SSL:無料Let’s Encrypt対応
- 初期費用:1,048円/月額費用:524円~
- おすすめポイント:法人サイトや業務系システム向き。安定性とサポート体制を重視するユーザーに適している。
5位:MixHost(ミックスホスト)
公式サイト:https://mixhost.jp/
- 特徴:国内最速NVMe SSD搭載で高いパフォーマンス。WordPress高速化機能(LiteSpeed LSCache)を標準装備。
- スペック例(スタンダードプラン):
- ディスク容量:250GB(NVMe SSD)
- 転送量目安:月間5.0TB以上
- PHP・MySQL:最新PHP対応、MySQL無制限
- SSL:無料Let’s Encrypt対応
- 初期費用:無料/月額費用:968円~
- おすすめポイント:WordPressサイトの高速化を重視する人にピッタリ。バックアップ自動取得やステージング環境も利用可能。
サーバーを選ぶときに注意したいこと
- 稼働率と安定性:公式発表の稼働率(99.99%など)だけでなく、実際の利用者口コミも参考にして、「ダウンタイムが少ないか」を確認しましょう。
- 表示速度とキャッシュ機能:高速表示が必須。自動キャッシュ、HTTP/2対応などの高速化機能があるかをチェックします。また、NVMe SSDかどうかで速度が大きく変わります。
- サポート体制と利用しやすさ:初心者は日本語サポートの有無や、電話・チャット対応の有無を重視。管理画面の操作性とマニュアルの充実度も要確認です。
- プランのスケーラビリティ:始めは小規模でも、アクセスが増えたら上位プランへ簡単に移行できる柔軟性が必要。プラン変更手順や料金体系を事前に把握しましょう。
- バックアップ機能とセキュリティ:自動バックアップ機能、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)、ウイルススキャンなどのセキュリティ対策があるかを確認。万一のデータ障害時に復旧できる環境かどうかが重要です。
まとめ
今回は初心者でも安心して使える「エックスサーバー」「ConoHa WING」「ロリポップ!」「さくらのレンタルサーバ」「MixHost」の5つをご紹介しました。
それぞれ特徴や料金、サポート体制が異なるため、目的や予算に応じて最適なプランを選ぶことが大切です。
はじめは価格だけを見て選びがちですが、表示速度やバックアップ機能、サポート体制などを総合的に判断することが、長く安心して使えるサーバー選びのポイントです。
また、最近ではどのサーバーも無料お試しや初期費用無料のキャンペーンを実施しているため、まずは気軽に使ってみることも可能です。
あなたのホームページ運営がうまくいくよう、この記事がサーバー選びの参考になれば幸いです。