【例文つき】WEBライターが伝授!文字数を稼ぐためにやってはいけない4つのこと。ブログは4コマ形式で書け!

記事を納品したい時、またはレポートを提出したい時「文字数が足りない」「もっとボリュームを増やさなくてはいけない」とお困りになる人は多いと思いのではないでしょうか。

かくいう私も記事を納品するときに「あと500文字…」と頭を抱えたものです。

そんな私も10年以上webライターとして月に20万文字を生成し、不動産会社や投資会社のコラム、新聞記事を書いてきました。そんな経験から文字数を稼ぐ裏技をご紹介します。

目次

文字数を稼ぐためにやってはいけない4つのこと

まずは、文字数を稼ぐためにやってはいけないことからご紹介します。もし、思い当たることがあれば、できるだけ使用を避け、質の良い文章を書く方向にシフトしていきましょう。

1.同じ言葉と語尾を繰り返す

同じことを何度も繰り返して書くことは、読者にとって退屈でわかりにくいもの。読者にとって冗長でわかりにくい文章になりますし、書き手にとっても信頼性や説得力を失う可能性があります。

ダメな例

「この商品はとても便利で使いやすいです。機能性も高くて操作も簡単です。便利で使いやすいのでおすすめです。」

「この商品はとても便利で使いやすいです。機能性も高くて操作も簡単です。手軽に使えるのでおすすめです。」

このような文章は、文字数稼ぎに使われる良くない「同じ内容を繰り返す」の典型的な例です。このような文章を書くのであれば以下のように作りましょう。

工夫例

「この商品はとても便利で使いやすだけでなく、機能性も高くて操作も簡単。初心者におすすめしたいアイテムです。」

単調な文章をつなげ、体言止めなどを活用し単調さをなくしましょう。単語や言い方を変えて似たような文言がないかチェックしてみましょう。

やったこと
  • 接続詞を使い、単調な文章をまとめる
  • 体言止めなどを活用し、語尾を変える

2.無駄に一文を長くする「冗長表現」

あまりにも冗長な言葉や、過剰な装飾語句を使いすぎると、文章がわかりにくくなります。

ダメな例

「私は本日、学校という場所に足を運びました。」

「私は今日という日、学校に足を運ぶことになったのです。」

冗長表現とは、文章が無駄に長くした結果、読みにくくなることを指します。このような文章を書くくらいなら、いっそのこと短くしてしまいましょう。

工夫例

「本日、学校に足を運びました。」

この表現は、読み手に退屈な印象を与えるのみならず、文章の主旨がずれ込んでいってしまいます。冗長表現は、レポートや論文などの文字数制限がある場合に、よく使われる傾向がありますが、質の高い文章を書くためには避けましょう。

やったこと
  • 文章を短くまとめる

3.不要な情報の追加

文章の本題と関係ない情報を追加することは、読み手にとって混乱を招くことになります。

ダメな例

「お米の研ぎ方を紹介する前に、そもそも米とは何か確認していきましょう。」

「私は今日という日、学校に足を運ぶことになったのです。」

例えば、「お米の研ぎ方」という記事に、「ところで、米とは〜」という情報を追加するのは不要です。このような情報は、文章の主題と関係がなく、読者の読みたいという意欲を削ぎます。

工夫例

「お米の研ぎ方についてご紹介します。一般家庭ではお米を研ぐとき、釜に直接米と水道水を入れているかと思いますが、実は…」

文章を書く際には、必要な情報だけを選んで伝えるようにしましょう。文字数を増やし既読率を上げたいのであれば、最初から「とっておきな小ネタ」を出すという方法もありますが後述します。ともかく、記事を書くときは必要な情報に絞り、的確に伝えるように書くことが大切です。

やったこと
  • 遠回しかつ不要な情報は除外する

4.記号の多用

「記号の多用」とは、文章の中で必要以上に句読点や括弧などの記号を使うことです。これは、読み手にとっては読みにくく、書き手にとっては文章の論理性や説得力を低下させる悪い習慣です。例えば、以下のような文章は記号の多用が見られます。

ダメな例

「今日は、とても、忙しかったです!!午前中は、会議があって(それも長い会議で^^;)、午後からは、レポートの締め切りに追われてしまいました。」

句読点を多く使い、文章を切れ切れすると読みにくさが倍増します。また、括弧で補足説明をしていますが、カッコを多用するとどこが強調されているのか全くわかりません。このような文章は、以下のように改善できます。

工夫例

「今日はとても忙しい日でした。午前中に長い会議があり、午後からはレポートの締め切りに追われました。」

このように、句読点や括弧を減らし、必要な情報だけを伝えるようにしましょう。

やったこと
  • 記号は除外する
  • 顔文字も使用しない

文字数を稼ぐ裏技!課題やレポートで役立つ5つのコツ

課題やレポートで文字数が足りないとき、ただ無理やりに文章を伸ばすと、読みにくくなったり、内容が薄くなったりすることがあります。

そこで、文字数を稼ぐ裏技として、以下の4つのポイントに注意してみましょう。

課題やレポートで役立つ5つのコツ

課題やレポートで文字数が足りず、お困りではありませんか?内容を薄めずに自然に文字数を増やすポイントを押さえれば、読みやすさを維持しつつボリュームアップが可能です。ここでは「質を落とさずに文字数を稼ぐ5つのコツ」をご紹介します。

1. 小ネタを挟む

小ネタを挟むと読者の興味を引きつつ、自然に文章量を増やせます。ただダラダラ長く書くのではなく、テーマに沿った“あるある”情報や注意点を入れましょう。

  • 例:お米の研ぎ方。一般的には「水を何度か替える」と言われますが、専門家は「水を流しっぱなしにすると栄養素が流出しやすい」と指摘しています。
  • ポイント:ちょっと驚きのトリビアや意外性を交えると効果的。

2. 難しい用語を挟んで解説を加える

専門用語を取り入れ、そのあとにやさしい解説を添えることで、文章に深みとボリュームが生まれます。

例:

エビデンス(evidence)とは:研究論文やデータなど、「事実を裏付ける根拠」のことです。

  • 関連用語:「メタ分析(複数の研究結果を統合する手法)」「ピアレビュー(査読)」
  • 参考文献:J-STAGEやCiNiiで検索すると詳細が分かります。

3. 4コマ漫画形式で段落を構成する

1つの見出しごとに「結論→問題提起→状況説明→付帯情報」の流れを作り、リズムよく読み進められる構成にします。

  1. 結論:この段落の要点を最初に示す
  2. 問題提起:読者が抱く疑問や課題を言及する
  3. 状況説明:具体的な事例や背景を詳述する
  4. 付帯情報:補足情報や参考リンクを提供する

あらかじめテンプレートを用意しておくと、執筆スピードが格段にアップします。

4. 具体例を挿入する

抽象的な説明だけでは読者の理解が深まりません。具体的な数字や事例を示し、説得力を高めましょう。

  • 例:アンケート結果を報告する場合、単に「80%が支持」と書くのではなく、「対象200人中160人がオンライン授業を支持」と詳細を明示する。
  • 図表を入れる場合は番号とキャプションを付けることで、文章+視覚情報の両面で伝わりやすくなります。

5. 関連情報を付随させる

本文に関連リンクや参考文献を追加すると、内容に奥行きが生まれ、自然と文字数も増えます。

  • 例:環境問題のレポートなら「詳細は環境省『環境白書2024』をご覧ください」とURLや報告書名を記載する。
  • 学術的信頼度を高めるために、DOIやISBNを添えて引用するとより効果的です。

以上の5つのコツを活用して、課題やレポートで文字数を求められたときも、読みやすさや内容の質を落とさずにしっかり対策しましょう。次回の執筆にぜひお役立てください!

文字数稼ぎに人工知能・AIは使えるのか

AIライティングツールで、まず下書きを生成する方法もおすすめです。

AIが提案した文章をベースに、経験やちょっとした感想を加えながら推敲していくと、より信頼性とオリジナリティの高い記事を効率的に作成できます。

そのまま掲載すると、AIに判定ツールにヒットし、記事が除外されていく可能性も否定できません。

キーワードを検索し、検索結果で上位表示している質の高い既存記事を参考に構成や表現を学び、自身の文章に応用することで、読みやすく説得力のあるコンテンツが完成します。

最終的に人の手を加えることで、SEOやユーザー満足度も高くなるでしょう。

まとめ

この記事では、WEBライターが実践している文字数の稼ぎ方のコツ4つをご紹介しました。WEBライターとして活躍するには、文字数を効率的に稼ぐスキルが必要です。

しかし、ただ長く書けばいいというわけではありません。読者の興味を引き、情報を伝えるためには、文章の構成や表現に工夫が求められます。

このページでご紹介したコツをマスターすれば、あなたもWEBライターとしてレベルアップできるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

国家公務員。都内やアメリカで企業のオウンドメディアのSEO対策やアクセス解析など、WEBマーケティングの業務に従事した後、地元・東北でフリーでWEBコンサルの仕事を請け負う。現在は地元で国家公務員として勤務。中高生の子供を育てながらワーママとして活動中。リゼロとマイクラが好き。

目次